インドアの首都ジャカルタ。
ジャカルタという言葉には「勝利の町」という意味があります。その名の通り、様々な国や宗教がこの都市を統治してきましたが、戦後の独立戦争を経てインドネシアという国が成立し、ジャカルタがその首都となりました。
その首都には、1千万人を超える人々が暮らしています。
そんなジャカルタの観光地といえば、モナスです。
ジャカルタの観光地 モナスの見どころは
モナスとは、ジャカルタ市中心部にあるムルデカ広場の中にそびえたつ独立記念塔で、ジャカルタのシンボルとなっています。
Monumen Nasional が正式名称です。
ジャカルタのお土産売り場をのぞくと、白い塔のキーホルダーがたくさん売っていますが、それがモナスと呼ばれているものです。
高さは132mあり、塔の上には50kgもある黄金の塊があります。遠くから見ると、ロウソクの上に火がともっている様にも見えます。
エレベーターで頂上まで行くことができ、ジャカルタ市内を東西南北みる事ができます。
台座部分にあたる地下は博物館になっています。ジャワ原人の時代から、古代の様子、中世の様子、オランダ統治時代、日本統治時代、現代へと移り変わってゆくインドネシアの歴史を、48のジオラマで垣間見る事ができます。立体模型になっているため、とても分かりやすく、人形一つ一つの表情や行動がとても興味深く、引き付けられます。
ジャカルタの観光地 モナスの治安は
モナスがあるムルデカ広場は、世界最大と呼ばれるほど広い公園です。
観光地ですが、外国人観光客よりも地元の人たちの憩いの場の雰囲気です。子どもたちを遊ばせている家族や、芝生に座って語り合うカップルなど、ゆっくりした時間が流れています。
しかし、当然ながら旅行客狙いの人もいます。案内をしてあげると言って連れまわされ、お金を要求されたという話も聞きます。
インドネシア人はとても優しいので付き合いやすいですが、全員がそうではありません。雰囲気に飲み込まれないよう正しく判断し、「NO」は「NO」と言える強さを持ちましょう。
当然ながら、貴重品の管理はしっかりと。スリがいますので、ファスナーのついたバックを使用しましょう。
ジャカルタの観光地 モナスの入り口はどこ?
モナスの塔の入り口は分かりにくいです。大きなモナスの台の周りをグルグル回って入り口を探しているうちに疲れ果ててしまうので、事前にチェックしておくことをお勧めします。(私もグルグルしました・・・(;^_^A)
モナスの中に入るには、チケットを購入する必要があります。モナス北側のちょっと離れたところにテントがあり、そのそばに地下道入り口があります。階段を降りていくと、チケット売り場があります。料金を払ってカードを受け取ります。そのカードを見せて地下道を進むとモナス展望台への入り口につながります。
エレベータにのって頂上へ。
帰りもエレベータで降りてきて、地下道を通って階段を上り外へ出ます。
エレベータは1台のみですので、混雑時は並びます。
モナス塔入館時間
平日 8:00~16:00、19:00~22:00
土日 8:00~16:00、19:00~24:00
入場料5,000ルピア
展望台15,000ルピア
ムルデカ広場は無料です。
ムルデカ広場はひろいので、無料の周遊バスを利用しましょう。
まとめ
モナスのあるムルデカ広場は、とてもきれいに管理されています。イスラムの影響もありきれいです。夜になるとライトアップされて、様々な色が映し出されます。夜のモナスもおすすめですよ。