インドネシアは蚊がいます。たくさんいます。
先日ジャカルタに行ったときにインドネシア人の友人に血液型を聞かれました。
O型だと答えると「蚊に刺されやすいか?」と聞かれました。びっくりしました。
蚊に刺されやすい事は自覚してましたが、まさか世界共通で蚊の対象となっているとは。。。
蚊に刺されないような対策が必要です。
インドネシアで蚊に刺されて病気になりますか?
蚊が媒介する代表的な病気は、デング熱でしょう。
ネッタイシマカと言う蚊が媒介経路です。デングウイルスに感染することで発症します。
感染すると、40度近い高熱、頭痛、関節痛、倦怠感、発疹などの症状が出ます。
予防ワクチンはありません。
死亡率はとても低いですが、0%ではありません。
マレーシアやフィリピンで、デング熱が原因で邦人が死亡した事例が報告されています。
特に雨季には蚊が大量発生しやすくなりますので、予防を心がけるとともに、発症した際には早めに医療機関へ受診するようにしてください。
マラリアも、蚊による媒介で寄生虫に感染します。
感染すると、40度近い高熱、悪寒、頭痛、吐き気が出て、脳症、肺水腫、重症貧血などの合併症を引き起こし死に至ることがあります。
都市部ではあまり見られませんが、東部のカリマンタン島、スラウェシ島、パプア島の方面へ出かける方は注意が必要です。
地元のインドネシア人に聞くと、「最近はそういう病気は全然聞かないよ。」との事でしたが、私としては、到着したその日から蚊に刺されていたので、やはり気を付けるに越したことはないなと言う感想でしたし、地元の人の感覚は私たち旅行者とは全く異なるものなので、「自分の身は自分で守れ」との海外旅行の鉄則を思い出したのでありました。
インドネシアで蚊に刺されて病気にならないための対策
旅行前に予防接種を受けたり予防薬を内服しておくことはふさわしいと言えるでしょう。
特にマラリアは抗マラリア薬がありますので、医師の処方を受けてください。
デング熱に対応するワクチンは無いので、予防接種はできません。服装や活動時間に注意して予防しましょう。
長袖や長ズボンを着用し肌の露出をひかえましょう。
外は暑くても、室内はエアコンが聞いていて温度差が大きいので、長袖の方が良かったりもします。
暑い国ですが、意外と地元の人も長袖を着ています。バイクタクシーに乗る人は長袖がいいですね。
虫よけスプレーやクリームも準備しておくといいと思います。が、私は刺されました。これでもかと言うほどスプレーしたのですがダメでした。露出部分をなくす事が一番です。
他にも、部屋の窓を開けっぱなしにしない事、網戸を使う事、水たまりや側溝などの排水溝の付近に近づかないようにする事などに気をつけましょう。
友人宅には、シャープの「蚊取空清」という蚊取り機が置いてありました。
他にも、「殺虫ラケット」を使って、電流で蚊やハエを退治していました。
地味ですが有効です。
当然ながら、体に異変を感じたら、たかが蚊に刺されと思わずに病院へ行くことをお勧めします。
海外旅行傷害保険に加入されている場合は、現地の病院等を紹介してくれますので連絡を入れましょう。
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感染してから発症まで数日かかることもあります。日本に帰国後の発症も考えられますので、健康状態に異常を感じる場合は、日本帰国時に免疫カウンターにて申し出ましょう。
まとめ
注意しているはずなのに不意を突かれるのが蚊ですね。本当に悩みの種です。だんだん、蚊に刺された後の治りが悪くなってきたので、なるべくかかないようにしています。
ジャカルタ滞在中にマッサージを受けたのですが、マッサージ中に突然お姉さんにおしりをペッチっとたたかれました。どうやら蚊に刺されたようで、そのあとそのおしりの部分がすごーーーく痒かったのですが、ここは我慢だ!と、こらえました。その後かゆみもおさまり、今に至るまで一切かゆくありません。やっぱりかかない事が一番早く治す方法ですね。
蚊に刺されない人が本当にうらやましいです。