寒い冬に温かい甘酒は、もはや冬の定番?!
甘酒が体にいいことはテレビでも特集されるほどよく知られていますね。
甘酒にも、米麹で作られたものと、酒粕で作られたものの2種類あります。
ここでは米麹で作られた酒粕の効果を調べてみます。
冬になると飲みたくなる甘酒 米麹の甘酒とは?
米麹で作られた甘酒とは、お米と米麹を原料として作られます。
お店で売られているのは米麹の甘酒がほとんどです。
お粥に米麹を混ぜて一晩ほど寝かせ、発酵させます。
出来上がった甘酒にはお米の形が残っているものが多いですね。
麹の働きででんぷんが糖化され甘みが出てきます。
砂糖は加えていません。
甘酒とはいえアルコールも加えていませんので、砂糖不使用、アルコール0%の甘酒が出来上がります。
お子さまから年配の方まで飲めますし、妊娠中の女性も大丈夫。むしろ栄養補給という意味でもおすすめです。
米麹甘酒の効果とは?美容や便秘解消にいいって本当?
米麹甘酒の効果は、たくさんありますが、そのうちの2点を取り上げます。
美容効果
抗酸化作用がありますので、肌荒れやシミを抑える効果を期待できます。
新陳代謝を促進してきれいな肌を保ちます。
ビタミンもたくさん含まれており、特にビタミンB2の働きで皮膚や粘膜を守ります。
飲みきれなかった甘酒を肌に塗ってパックする方法もおすすめです。
美肌や美白効果にも期待したいですね。
便秘解消効果
オリゴ糖が腸内環境を整えます。
善玉菌を活発にさせて、老廃物を輩出し、便秘解消につなげます。
腸を活発にさせることで、ダイエット効果も期待できます。
麹菌に含まれる酵素で、腸内環境を整えて、消化・吸収を高めることができます。
腸内環境は、私たちの体に大きな影響を与えます。
腸内環境が悪いと、メンタル面にも悪影響があることも知られていますので積極的に取りましょう。
甘酒は冬に飲む方が多いと思いますが、疲労回復の効果から、夏に飲むのもおすすめです。
夏バテ予防にいいですね。
米麹甘酒を飲む時の注意点は?
体にいい甘酒ですが、飲みすぎにはご注意を。
どんなにいい食品でも過剰摂取は逆効果です。
また適量は人によって異なります。
毎朝おちょこ一杯飲む方もいれば、コップ1杯飲む方もいます。
週に2~3回だけ飲む方もいらっしゃいます。
自分の体調を観察し、適量を探してみる事をお勧めします。
注意点は、1日コップ1杯まで。
それ以上は太る危険がありますから1杯でとどめておきましょう。
ポイントは継続して摂取する事です。
発酵食品が体にいいことは知られていますよね。
ヨーグルトや納豆を定期的に食べて体を整えるように、甘酒も発酵食品ですから、適量を定期的に摂取して、健康な体を作りましょう。
まとめ
私は、「甘酒なんてお酒ではない!」とずっと飲むのを拒否していたのですが、そもそもがお酒と思って飲むものではないんですね。無知でした。。。
甘酒への理解を改めたのは友人の作ってくれた「甘酒スープ」です。
甘酒が料理に変身したことにびっくり。調べてみるといろいろなレシピがありました。
もちろん、米麹の甘酒は熱を加えると効果は落ちてしまいますので、効果を最大限期待したい場合は、加熱処理していないものを加熱処理せずに摂取することです。
ヨーグルトと合わせてみたり、クリームチーズと混ぜて冷やしてアイス風にするのもおすすめです。
加熱する場合は60度を目安に暖めましょう。ホット甘酒は体が温まりますね。
ダイエットと称していろいろなサプリメントや食品がありますが、自然食品で体調を整え、適度な運動で健康な体を作るのが一番理想的です。
私もます1か月、甘酒生活で美容と腸内環境改善をねらってみようと思います。