最近はTVのコマーシャルでもよく見るようになった「ふるさと納税」ですが、はたして本当にお得なのかどうかよく分からないですよね。
自分は該当するのでしょうか?
メリットばかり聞きますがデメリットはないんでしょうか?
ふるさと納税とは?
ふるさと納税は、自分の好きな自治体に送る寄付金の事です。
寄付と言うと無償のイメージですが、ふるさと納税はこの寄付金を、住民税や所得税の控除として申請することができるのです。
自分の故郷に寄付をしてもいいし、旅行に行って良かったならそこの自治体に寄付をしてもいい。
自然災害等のニュースを見て被災地に寄付することもできます。
寄付する先は自分で決められます。
寄付額や、回数にも上限はありません。
また、寄付したお金の使い道を指定することも可能です。
例えば、自然保護・伝統文化保護・青少年育成・高齢者福祉・おまかせなど、使い道カテゴリを選択できます。
ふるさと納税は誰でもできますか?
ふるさと納税は誰でもできます。
地元応援の寄付と考えれば、収入がある人もない人もふるさと納税できます。
しかし、非課税者は相殺する税金が無いので、メリット無しの完全寄付という形になります。
では、ふるさと納税のメリットは何でしょうか?
ふるさと納税のメリットは?
ふるさと納税のメリットは何と言っても返礼品でしょう。
税金は必ず払わなければならないもので、得ている恩恵が見えにくいものですが、ふるさと納税は、支払うことで様々なお礼の品がもらえるので、とても魅了的です。
例えば・・・
もうすぐ結婚記念日なので、二人でおしゃれなレストランでディナーに行きたいと思ってるけど出費が心配な時、ふるさと納税のお礼の品からお食事券ゲットもありですよね。
他には・・・
お歳暮に何を送ろうかと迷っているとしたら、ギフトになりそうな品物を選んでみたり。
食べ盛りの子どもたちがいるのでしょっちゅうお米買っているなら、税金を支払ったついでにお米をもらえたら本当に助かります。
トイレットペーパー1年分だって大助かりです。
他の考え方としては、自分の地元の活性化に役立ててほしいという純粋な思いをかなえられる方法です。
寄付の使い道が分かるって安心しませんか?
昔、駅前で地方のある都市のために寄付をお願いされた事があります。
彼の話す言葉にも多少のなまりもあったし、今どきのチャラチャラした感じでもなく、素直な真面目君かなとの印象を受けました。
でも本当に地方活性化のためなのか、これから飲みに行くためのお金集めなのか疑問を感じたのを覚えています。
本当にきちんと寄付を扱ってくださっている方々もいる一方で、使途不明な寄付集めがあるのも事実です。
その点、ふるさと納税は直接自治体に支払う事で寄付者が支援しやすい体制が作られています。
そんなふるさと納税にデメリットはあるのでしょうか?
ふるさと納税のデメリットは?
ふるさと納税は、支払うお金を減らすための節税対策ではありません。
むしろ、払うべき金額より約2,000円ほど多く支払う事となります。
もし「節税」と言うならば、それは使う言葉の問題です。
「ふるさと納税」は寄付と言う形でお金を払います。
納税と言っていますが寄付金です。
その寄付金を税金と相殺させるので、書類上払う税金の額は請求された額より少なくなり、節税されたような格好となります。
年収や申告する額によって状況は異なりますが、基本的には2,000円を自己負担することになります。
ですから、1円でも多く払いたくないと思う方にはふるさと納税は向いていないでしょう。
逆に、2,000円でそれ以上の価値のあるものが手に入ると考える方は、利用価値はあると思います。
まずは自分が住民税と所得税にいくらほど払っているのかを調べる事をお勧めします。
まとめ
ふるさと納税でもらえるお礼品を見てみると、本当にいろいろな種類があります。
やはり食べ物が多いですね。自分では絶対買わなそうなものがあると、目移りしてしまいます。(笑)
誰でもお得な情報は嬉しいものです。
ふるさと納税のメリットとデメリットを知って賢く納税しましょう。